3月24日、渋谷ユーロスペース他にて全国順次公開!!
人は何故泣くのか?生者への見栄なのか、死者への浄化なのか? 未熟な女優である主人公は、泣くことを職業にした姉の存在を通して、 泣くことの、そして、女優であることの意味を考えていく。 爽やかな読後感の残る好編。
是枝 裕和さん(映画監督)
行き詰まり、死、喪失。 泣きそうな状況のなか涙をこらえ、葬式では「泣き屋」としてニセの涙を流そうとする彼女。 本当の涙はどこにあるのか? たぶん、未来の嬉しいことのために使われるはず。 そう信じてる。 死はいつだって再生とセットなのだから。
今日マチ子さん(漫画家)
夢をあきらめきれないからこそ出会える人と、出会える自分がいるのだと思えた
はあちゅうさん(ブロガー・作家)
死に方を考えたら逆に「それまでをどう生きるのか?」を考えている自分に気がついた 映画は時々ヒントをくれる 良い映画ほど、人生の役に立つ 人の数だけ答えがあり「それでいいんだよ」と優しく肩を押してくれる そんな優しい映画でした
326さん(作家)
絵梨子は言葉を発しず、視線は泳ぎ定まらず、不安と焦燥とほんの少しの怒りが混ざり合う。 周囲や社会に対してというより、自分自身に対してだ。 これは、絵梨子の壊れそうな心の再生と同じように、和歌山の小さな町の超ミラクル町おこし的な変化ではなく、人々の生き方や見方を緩やかに変えていく〈癒しの映画〉であった。
ヴィヴィアン佐藤さん(美術家・ドラァグクイーン)
日本には国外にない奇妙な仕事があるが、泣き屋もその一つ。 藤村監督はそれを珍奇な視点ではなく、日本の死生観を通して爽やかに描く。 主演・久保陽香の無垢なとまどいと輝きが印象的な、愛らしい一篇。
関根 光才さん(映像ディレクター)
「泣き屋」をモチーフにしたところに初監督がトライする企画としては大胆不敵。 しかも、売れない女優が主人公で、同じ業界人としては、リアルなところでゾッとされられるシーンも。 伊丹十三的なエンターテイメント大型作品もぜひ、狙って欲しい。主演の久保陽香も期待に応えている。
河井 真也さん(映画プロデューサー)
1シーン、1シーン、 この作品の中の刻が紡がれて行く度に 藤村明世さんという新しいフィルムメーカーの 思い描く監督としての未来が 少しずつ、確実に、彼女に近づいている気がした。
永瀬 正敏さん(俳優)
「泣き屋」という着想が非常に良いです。 でもそれより、自分のゆがんだ性分、いびつな心と、がっぷり対決し、 持て余しそうになり、揺さぶられ、それでも何とかしようとする瞬間を描こうとしているのが、 一番の魅力だと思いました。
熊澤 尚人さん(映画監督)
第12回CO2助成企画『見栄を張る』
著名人 コメント
人は何故泣くのか?生者への見栄なのか、死者への浄化なのか?
未熟な女優である主人公は、泣くことを職業にした姉の存在を通して、
泣くことの、そして、女優であることの意味を考えていく。
爽やかな読後感の残る好編。
是枝 裕和さん(映画監督)
行き詰まり、死、喪失。
泣きそうな状況のなか涙をこらえ、葬式では「泣き屋」としてニセの涙を流そうとする彼女。
本当の涙はどこにあるのか?
たぶん、未来の嬉しいことのために使われるはず。
そう信じてる。
死はいつだって再生とセットなのだから。
今日マチ子さん(漫画家)
夢をあきらめきれないからこそ出会える人と、出会える自分がいるのだと思えた
はあちゅうさん(ブロガー・作家)
死に方を考えたら逆に「それまでをどう生きるのか?」を考えている自分に気がついた
映画は時々ヒントをくれる
良い映画ほど、人生の役に立つ
人の数だけ答えがあり「それでいいんだよ」と優しく肩を押してくれる
そんな優しい映画でした
326さん(作家)
絵梨子は言葉を発しず、視線は泳ぎ定まらず、不安と焦燥とほんの少しの怒りが混ざり合う。
周囲や社会に対してというより、自分自身に対してだ。
これは、絵梨子の壊れそうな心の再生と同じように、和歌山の小さな町の超ミラクル町おこし的な変化ではなく、人々の生き方や見方を緩やかに変えていく〈癒しの映画〉であった。
ヴィヴィアン佐藤さん(美術家・ドラァグクイーン)
日本には国外にない奇妙な仕事があるが、泣き屋もその一つ。
藤村監督はそれを珍奇な視点ではなく、日本の死生観を通して爽やかに描く。
主演・久保陽香の無垢なとまどいと輝きが印象的な、愛らしい一篇。
関根 光才さん(映像ディレクター)
「泣き屋」をモチーフにしたところに初監督がトライする企画としては大胆不敵。
しかも、売れない女優が主人公で、同じ業界人としては、リアルなところでゾッとされられるシーンも。
伊丹十三的なエンターテイメント大型作品もぜひ、狙って欲しい。主演の久保陽香も期待に応えている。
河井 真也さん(映画プロデューサー)
1シーン、1シーン、
この作品の中の刻が紡がれて行く度に
藤村明世さんという新しいフィルムメーカーの
思い描く監督としての未来が
少しずつ、確実に、彼女に近づいている気がした。
永瀬 正敏さん(俳優)
「泣き屋」という着想が非常に良いです。
でもそれより、自分のゆがんだ性分、いびつな心と、がっぷり対決し、
持て余しそうになり、揺さぶられ、それでも何とかしようとする瞬間を描こうとしているのが、
一番の魅力だと思いました。
熊澤 尚人さん(映画監督)